<aside> 📌 ラインブレイクしない(糸を切られない)為のタックルセッティングについて。

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前提の基礎知識

ラインブレイクする原因は?

**1)**ラインの強度(ポンドテストライン)よりも高いドラグ値設定のリールを使用して、高負荷がかかったとき。 **2)**チタニウムリーダーを付けずに、糸を噛み切るような歯が鋭い魚が掛かったとき。

**3)**ドラグの目盛り最大の状態で、タックル強度を上回るような高負荷がかかったとき。

概ね、この3つです。

<aside> 💡 3番はゲームの仕様変更により最大ドラグが使用できなくなった事が原因で、ドラグを常に1目盛り以上緩めておけば回避できます。 しかし コントローラで操作している場合、ロッドスタンドからロッドを持ち上げる際のキーがドラグの増減と被っている為、わずかな操作タイミングのズレで意図せず最大ドラグになる事があり注意が必要です。 ロッドを持ち上げた後は、ドラグ目盛りの状態を必ず確認する癖をつけましょう。

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さて、本題のタックルバランスに起因するのは1番ですが、これを回避するためには、ラインとリーダーのポンドテストラインはリールのドラグ値よりも大きくする必要があります。

アップデート後の現在の仕様では、ドラグを1目盛り緩めた状態**(以降、この状態を MDP-1** (Max drag power - 1 scale) **と表記する事があります)**が実質的な最大値となるため、ポンドテストラインMDP-1 より大きければ良いという事になります。

新仕様に対応したロッドを含めたタックルバランスは、以下のようなルールで組めば安全且つ、各数値が近い程タックルの能力を引き出す事ができますが、その分負荷も増大します。

<aside> 📌 DP (リール)< PTL(ライン)≦ LW上限(ロッド) ( DP:ドラグパワー、 PTL:ポンドテストライン、 LW:ラインウェイト ) PTLが多少LWを上回るのは大丈夫ですが、DPがLWを上回るのはNG。ロッドが折れます。

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超簡単にまとめると、 「糸の強度よりも強い力で巻こうとすると、切れちゃうよ。」 …て事です。 至極あたりまえ。

あと、もちろん耐久値が0未満になるまで使い倒してもラインは切れますので… そろそろヤバイかな…と思ったら、ちゃんと交換しましょう。

<aside> 💡 ラインの耐久値はHPのようなもので、減ったからと云って強度が下がったりする事はありません。表示上「0」であっても、内部的に0.1でも残っていれば切れる事は無い筈です。 安心して真っ赤になるまで使い倒しましょう。 とは言え、大物が掛かってファイト時間が伸びる場合に備えて、残り耐久10% 前後での交換がお勧め。

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※2023年8月30日のアップデートにより、過負荷時のタックル損耗(耐久値減少)とラインブレイクのシステムが変更されました。 詳しくは タックルセッティング例 の記事を参照。

<aside> 💡 このアップデート後、ポンドテストラインとドラグ値が同じ値だと、負荷限界オーバーの判定となりラインブレイクすると言う報告を頂き、実験してみたのですが確認はできませんでした。 しかし、ドラグ値とロッドのラインウェイト上限値が同じ値だと、ロッドの負荷限界オーバーで耐久値が急激に削れる事があります。 困った事に これが起こる構成と起こらない構成を確認しているので、PTL と DP にも同数値でラインが切れる構成、切れない構成が存在する可能性があります。 現時点では、同じ数値は避けて僅かでも余裕を持たせた方が無難です。

憶測ですが、この手の現象は lb(ポンド)とkg(キログラム)の単位変換時 もしくはその結果の表示に誤差かバグがあるために起こるような気がしています。 🤔

負荷が限界を超えると、このようにゲージが振り切って赤く光る。

負荷が限界を超えると、このようにゲージが振り切って赤く光る。

ライン、ロッド、リールの負荷を個別に確認するには、画面右上の歯車アイコンから「ゲーム設定」の「タックル負荷メーター」を「プロ」にします。

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リールのドラグ力は調整可能